患者様からのご要望にお答えして「足医学」について触れてみます。
足は非常に数多くの骨と靭帯で構成されていて、
人間が二足歩行を行うための「水平支持」の役割を果たしたり、
全体重の負荷を「土踏まず」のアーチで軽減したりしています。
いわゆる、建物で言う基礎の部分にあたいします。
建物も基礎が曲がっていれば建物も傾いてしまいます。
建物と同じように足も土台がしっかりしてないと体が傾いて姿勢が悪くなったり、
様々な部位に痛みやケガを起こしたり骨格に悪影響を及ぼします。
・・・となると、足の形状がよければ足病学は必要なし・・・?と思いがちですが、
生まれつき足の形が悪くて骨格に影響する場合のほかに、
ケガや姿勢の悪さ、カラダの様々な問題、体重の増加、昔と比べアスファルトが増えたなどなど。。。
様々な要因で、足部以外の場所から足部に対してねじれや刺激が加わり、
知らず知らずに変形し骨格にさらにダメージ(痛みや、変形など)を与える2次的なものがあります。
↑立位のFOOT SCANNING(Static)
↑歩行のFOOT SCANNING(Dynamic)
立位と歩行状態のデーターを分析、考察、原因をつきとめ、オルソティック(簡単にいうと靴の中敷)を用い
足部を最も機能的に発揮させ骨格を再構築するのが足医学です。
日本にない医学なので中敷で骨格の再構築ってホント!?と思われる方も多いと思います。
アメリカなどでは確立されている医学で他の医科と並んで足病科が存在し、
子供のころから足病を行い、外見上の問題(O脚やX脚、姿勢の問題など)
や糖尿病の患者様に足病学を用いて、切断の減少、
薬物療法の減少などにも多く取り入れられているんですよ~。
「足医学」ってなんとなく分かりましたか~?
足病については、ホームページ→ http://www.physio8.com/またはブログで取り上げていきます。
腰、股関節、膝などのなかなかとれない痛み、外反母趾、足部疾患や
カラダのパフォーマンスをあげたいなどなど
診察を受けたい方は気軽に来院してください。(^^)/~
また、足医学の診察は予約制になっていますので予約をお願いします。
この記事へのコメント